有酸素運動

筋トレ中に音楽は聴くべき?|メリット・デメリット・聴くべき曲を徹底解説

トレーニングをしながらヘッドフォンで音楽を聴く女性
カガトレ

筋トレ中に音楽を取り入れることで、多くのメリットが得られますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。

この記事では、音楽を聴きながら筋トレをすることで得られる具体的なメリットと、それに伴うデメリットについて詳しく解説し、効果的な音楽の取り入れ方をご紹介します。

本記事のテーマ

音楽を聴きながら筋トレをするメリット・デメリットについて

音楽を聴きながら筋トレをするメリット

黒を基調としたジム

モチベーションの向上

ある研究によると、アップテンポな音楽を聴きながらトレーニングを行ったグループは、音楽を聴かずにトレーニングしたグループに比べ、トレーニングの持続時間が約20%長くなったと報告されています。

音楽のリズムやメロディーが脳内のドーパミン分泌を促進し、快感や高揚感をもたらします。

この効果が、トレーニングへの意欲を高めるのです。

好きな曲を聴きながらのランニングやウェイトトレーニングは、ただの運動よりも楽しく感じられ、長時間続けやすくなります。

男性
男性

学生の時のマラソンで、アップテンポな曲や好きな曲が流れるとペースアップしてしまっていたのも納得です。

まとめ

音楽は筋トレのモチベーションを大幅に向上させる効果がある。

トレーニングの持続性の向上

音楽のテンポが高いほど、心拍数が上昇し、運動強度が維持されやすくなります

これにより、トレーニングの持続時間が延びることが研究によりわかっています。

音楽は気分をリフレッシュさせ、運動中の疲労感を軽減します。

これにより、より長時間、快適にトレーニングを続けることが可能になります。

例えば、音楽のビートに合わせてエアロビクスを行うと、リズムにのって動きやすく、持続的にトレーニングを行えることが多いです。

まとめ

音楽を聴くことでトレーニングの持続性が高まる。

パフォーマンスの向上

音楽を聴きながらのトレーニングは、筋力や持久力の向上に寄与します。

特に、リズムの速い音楽が、力の発揮を助けることが研究で示されています。

音楽は集中力を高め、動作の一貫性を保つことができます。

これにより、より効率的なトレーニングが可能になります。

重りを上げる時に、自分の好きな曲のビートに合わせてリズムを取ると、力が入れやすくなり、扱う重量を増やすことができる場合があります。

まとめ

音楽はトレーニングのパフォーマンスを向上させる。

ストレスの軽減

音楽を聴くことで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が減少し、リラックス状態が促進されることが研究によりわかっています。

穏やかな音楽は心拍数を下げ、血圧を安定させる効果があり、トレーニング後のリラックスにも効果的です。

トレーニング後にクラシック音楽やアンビエント音楽を聴くと、筋肉の緊張がほぐれ、リラックスできるという研究結果もあります。

まとめ

音楽はトレーニング中のストレスを効果的に軽減する。

トレーニングを楽しいものにする

音楽のリズムがトレーニングの進行を楽しくし、運動中のエンターテインメント性を高めます。

これにより、トレーニングが単調にならず、継続しやすくなります

音楽を聴くことで、運動中の心の余裕が生まれ、トレーニングがより楽しめるようになります。

特に、ダンスミュージックやポップスなどの明るい曲は、トレーニング中に楽しい気分を高める効果があります。

まとめ

音楽は筋トレにエンターテインメント性を加え、運動を楽しくする。

音楽を聴きながら筋トレをするデメリット

窓から光が差すジム

集中力の低下

音楽のテンポや歌詞がトレーニングに集中する妨げになることがあります。

特に歌詞がある曲は、注意を散漫にさせる可能性があります。

また、ノイズキャンセリング機能のあるヘッドフォンを使用すると、周囲の音が聞こえ辛くなり、安全上の問題が生じることもあります。

例えば、高速なビートの音楽ノリの良いポップソングは、時にトレーニングの動作に集中できなくなることがあります。

まとめ

音楽が原因で集中力が低下する可能性がある

フォームの乱れ

音楽のビートに合わせて動くことで、運動のフォームが不正確になることがあります。

特に高テンポの曲は、動作が速くなりがちになる事が研究によりわかっています。

音楽に集中しすぎると、フォームに対する意識が薄れ、フォームが崩れる原因になります

例えば、スクワットやデッドリフトなどのフォームが重要なエクササイズで、リズムに合わせて動くと、腰や膝に負担がかかりやすくなります。

まとめ

音楽によるテンポの影響で、トレーニングフォームが乱れることがある

選曲による影響

選曲がトレーニングのリズムと合わない場合、逆に集中力を削ぐことがあります。

例えば、スローな曲で高強度トレーニングを行うと、モチベーションが下がることが研究により示されています。

また、自分の好みに合わない音楽を選んでしまうと、トレーニング中の楽しさが半減します

例えば、クラシック音楽を聴きながらハードなウェイトトレーニングを行うと、リズムが合わず、トレーニングの効果が薄れることがあります。

まとめ

選曲ミスがトレーニングの効果を妨げる可能性がある

音量による聴覚への影響

時間にわたり高音量で音楽を聴くと、聴覚に悪影響を及ぼすリスクがあります。

WHOの報告によると、若年層の約50%が音楽の聴き過ぎで聴覚障害のリスクが高まっています

高音量の音楽が原因で耳鳴りや聴力の低下を招く可能性があります。

例えば、ジムでのトレーニング中に音楽の音量を大きくしすぎると、トレーニング後に耳鳴りが続いたり、聴力が一時的に低下したりすることがあります。

これを避けるためには、音量を適切なレベルに保つことが重要です。

まとめ

高音量で音楽を聴くことが聴覚に悪影響を及ぼすことがある

おすすめの音楽ジャンルと曲

白を基調としたジム

ハードロック

ハードロックの力強いビートとエネルギッシュなリフが、トレーニング中のエネルギーレベルを高める効果があります。

また、激しいギターソロやドラムの音が、アドレナリンの分泌を促し、筋力の発揮を助けます。

例えば、AC/DCの「Back in Black」やMetallicaの「Enter Sandman」は、多くの海外トレーニーに人気のある曲です。

まとめ

ハードロックは筋トレのモチベーションを高め、パフォーマンスを向上させる効果がある。

EDM

EDMの特徴である一定のリズムが、トレーニングの動作を安定させるのに役立ちます

また、高揚感のあるサウンドが、モチベーションを高め、トレーニングの持続時間を延ばします

例えば、Calvin Harrisの「Summer」やDavid Guettaの「Titanium」は、アップテンポなビートが特徴です。

まとめ

EDMはリズムが一定で、トレーニング中の集中力を維持しやすい音楽。

ラテンミュージック

ラテンミュージックの明るいリズムとビートが、トレーニング中の気分を盛り上げます。

ダンスミュージックとしても人気があるため、動きが楽しく感じられ、長時間のトレーニングを続けやすくなります

例えば、Luis Fonsiの「Despacito」やShakiraの「Waka Waka」は、多くの海外のジムでプレイリストに組み込まれています。

まとめ

ラテンミュージックは楽しいリズムとエネルギッシュなビートで、トレーニングを楽しくする。

クラシック

クラシック音楽の穏やかな旋律が心拍数を下げ、リラックス状態を促します

複雑なメロディーと和音が、脳を活性化し、集中力を高めます

例えば、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」やベートーヴェンの「月光ソナタ」は、クールダウンやストレッチ時に効果的です。

まとめ

クラシック音楽は心を落ち着かせ、トレーニング後のクールダウンに最適。

アンビエント

穏やかなサウンドスケープが、トレーニング後のストレスを軽減します

音楽に含まれる自然音やシンプルなメロディーが、心を落ち着かせ、マインドフルネスを促進します

例えば、Brian Enoの「Music for Airports」やMobyの「Long Ambients」シリーズは、リラックス効果が高いと評価されています。

まとめ

アンビエント音楽は静かで、リラックスした状態を作り出すのに適している。

音楽と筋トレの効果的な組み合わせ

白を基調としたジム

有酸素運動をする時に聴くべき音楽

有酸素運動をする時には、一定のリズムの音楽が、ランニングやサイクリングなどの持久運動においてペースを保つのに役立ちます

また、アップテンポな音楽が、疲労感を忘れさせ、持続力を高めます

例えば、BPMが120〜140の音楽は、ランニングやサイクリングに最適です。

まとめ

有酸素運動には、一定のリズムを持つ音楽が適している。

無酸素運動をする時に聴くべき音楽

重量挙げやスプリントなどの高強度トレーニングには、力強い音楽がパフォーマンスをサポートします。

エネルギッシュな音楽が、瞬発的な力の発揮を助け、モチベーションを高めます

例えば、ハードロックやEDMの中でも、BPMが140〜160の音楽が適しています。

まとめ

無酸素運動には、強いビートとエネルギッシュな音楽が適している。

ウォームアップ時に聴くべき音楽

ウォームアップの際には、徐々にテンポが上がる音楽が、心拍数をゆっくりと上げるのに役立ちます

穏やかなスタートから始まり、徐々にエネルギッシュになる曲が、身体を適切にウォームアップさせます。

例えば、BPMが100から120に上がる曲が効果的です。

まとめ

ウォームアップには、徐々にテンポが上がる音楽が適している

メインセット時に聴くべき音楽

メインセットの時には、高テンポの音楽が、集中力とエネルギーを高め、最大のパフォーマンスを引き出します

一定の高いリズムが、トレーニングの持続力をサポートします。

例えば、BPMが120以上のハードロックやEDMが最適です。

まとめ

メインセットには、アップテンポでモチベーションが上がる音楽が最適。

クールダウン時に聴くべき音楽

クールダウンの時には、穏やかな音楽が、心拍数をゆっくりと下げるのに役立ちます

クールダウンの過程で、リラックス効果のある音楽が、身体の回復を促します

例えば、クラシックやアンビエントのBPMが80以下の曲が最適です。

まとめ

クールダウンには、穏やかでリラックスできる音楽が適している。

筋トレ中に音楽を聴く際の注意点

開放感のあるジム

音量

高音量での長時間の音楽鑑賞は、聴覚に悪影響を及ぼすリスクがあります。

国際聴覚保護協会(IAPA)の推奨では、音量は60%以下に設定し、1時間ごとに10分の休憩を取ることが推奨されています

音量を抑えることで、耳鳴りや聴力低下のリスクを減少させることができます。

例えば、音楽の音量を50〜60デシベルに設定し、耳元での音量調整を行うことで、耳への負担を軽減できます。

まとめ

音量を適切に管理することが、耳の健康に重要。

安全性の確保

音楽に集中しすぎると、周囲の音(例えば、他人の声やアラーム音)が聞こえなくなり、安全リスクが高まることがあります。

音楽に没入しすぎると、事故や怪我のリスクが増加するため、周囲の音を意識することが重要です。

例えば、骨伝導イヤホンを使用することで、音楽を聴きながらも外部の音を同時に聞くことができます。

まとめ

安全性を確保するために、周囲の音を適切に聴きながらトレーニングすることが大切。

音楽のチョイス

適切なBPMの音楽を選ぶことで、トレーニングのパフォーマンスが向上すると上記で説明しました。

反対に言えば、不適切な音楽はパフォーマンスの低下を招く可能性があります。

音楽のジャンルによっても効果が異なるため、自分に合ったジャンルを選ぶことが大切です。

例えば、有酸素運動中はポップスやEDM、ウェイトトレーニング中はハードロックやヒップホップが効果的です。

まとめ

トレーニングに適した音楽を選ぶことが、効果的なワークアウトのカギ。

最後に

茶色を基調としたジム

音楽を上手に活用することで、筋トレの効果を最大限に引き出すことが可能です。

好きな音楽を聴くことで、トレーニングのモチベーションが向上し、トレーニングの効果が最大化され、パフォーマンスが向上します。

個々の音楽の好みに合わせてトレーニングをカスタマイズすることが、継続的な効果を生み出すのです。

音楽を効果的に取り入れて、長期的なトレーニングの継続を支えることが重要です。

ABOUT ME
カガトレ
カガトレ
ただのトレーニー
未成年の頃からジムに通い始めて、トレーニングを趣味に今まで生きてきました。

筋トレをするのはもちろん、トレーニングの知識を得るのが大好きです。

そんな得た知識を、自分の為だけではなく、みなさんと共有したいと思いサイトを立ち上げました。
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