【腕トレ完全版】腕の筋肉を太くするためにやるべきトレーニングについて|メニューの例もあります
腕のトレーニングは、単にたくましい腕を手に入れるためだけでなく、日常生活での動作のサポートや怪我の予防にも役立ちます。
定期的な腕トレにより、物の取り扱いが簡単になったり、日常的な動作での筋力低下を防ぐことができます。
さらに、筋肉は基礎代謝を上げる役割も持っているため、筋肉量を増やすことで、体のエネルギー消費量も増加します。
これにより、ダイエットや健康維持にも貢献することが期待されます。
この記事では、腕の筋肉の基本的な構造から、効果的なトレーニング方法まで、腕トレのすべてを徹底的に解説します。
腕の筋肉の構造とトレーニング方法について
腕の筋肉の基本的な構造と機能
腕の筋肉には大きく分けて、以下の3つの主要な筋肉群があります。
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
- 前腕
トレーニング初心者の人は「腕を鍛える」と聞くと、力こぶの部分だけを鍛えればいいと思いがちですが、それだけではなかなか腕は大きくなりません。
腕を効率よく大きくしたいのであれば、上腕二頭筋、上腕三頭筋、前腕の全てを鍛える必要があります。
上腕三頭筋ってなんですか?
力こぶの反対側の筋肉です。
筋肉の名前を言われても分からない人もいると思いますので、腕の筋肉のそれぞれの部位や役割について説明します。
上腕二頭筋
上腕二頭筋は、一般的にマンガやアニメでムキムキなキャラクターが腕を曲げて「筋肉を見せる」ポーズを取るシーンを思い出してもらうとわかりやすいでしょう。
その際に肘と肩の間に現れる、山のような形をした盛り上がった部分が「上腕二頭筋」です。
上腕二頭筋を大きくしたいのであれば、上腕二頭筋のなかでも以下の3つの部位に分けて鍛える必要があります。
- 長頭
- 短頭
- 上腕筋
上腕二頭筋の名前にもある「二頭」は、「長頭」と「短頭」の二つを指します。
ですので厳密に言えば、力こぶの部分は上腕二頭筋の「長頭」と「短頭」になります。
一方で上腕筋は、上腕二頭筋の下に位置する筋肉です。
腕のボリュームを出すには上腕二頭筋だけでなく、上腕筋も鍛える必要があります。
上腕三頭筋
上腕三頭筋は、腕の筋肉の中で最も大きい筋肉です。
ですので、腕を最短で大きくしたいのであれば、上腕三頭筋を積極的に鍛える必要があります。
上記の図は、右腕を背中から見た図です。
上腕三頭筋の名前にもある「三頭」の名前の由来は、以下の3つの筋肉から構成されているためです。
- 長頭
- 外側頭
- 内側頭
上腕三頭筋には、「短頭」がないのですか?
上腕三頭筋にも「短頭」があります。
外側頭と内側頭を合わせて短頭。
つまり、短頭(外側頭・内側頭)というわけです。
上腕三頭筋は、上腕二頭筋の反対側にあります。
わかりやすく言えば、二の腕のところです。
前腕
前腕は、膝と手首の間の筋肉です。
半袖を着るだけで見える部位なので、前腕が太いだけで、ムキムキの印象を与える事ができます。
前腕には非常に多くの筋肉が存在し、全部で19種類の筋肉があります。
19種類の筋肉を理解するのは困難なので、大きく分けると以下の2つの筋肉群に分けられます。
- 前腕屈筋群
- 前腕伸筋群
画像を見て、前腕の中で一番大きな筋肉はどこだと思いますか?
腕橈骨筋ってところですか?
その通りです。
つまり、前腕を大きくしたいのであれば、前腕の中で最も大きい腕橈骨筋(わんとうこつきん)を鍛えれば良いのです。
腕のトレーニング方法
腕の筋肉について理解した次は、腕を鍛える方法についてご紹介します。
トレーニングをするときは、鍛えている筋肉を意識する事が大切です。
ですので、ただ闇雲にトレーニングを行うのではなく、上記で紹介した腕の筋肉の構造について理解してトレーニングを行えば、効率よく筋肉を大きくできます。
「上腕二頭筋・長頭」を鍛える方法
上腕二頭筋の長頭を鍛えるには、前腕を回内する動きを伴うトレーニングが有効です。
手を前にまっすぐ伸ばし、手のひらを上に向けた状態から、手のひらを下に向けるように前腕を回転させてみましょう。
その動きが「回内」です。
回内させる動きをトレーニングに取り入れるのであれば、ダンベルでのトレーニングがおすすめです。
ダンベルで長頭を鍛えることのできるおすすめの種目は「ハンマーカール」です。
ハンマーカール
ハンマーカールは長頭だけでなく、前腕も一緒に鍛える事ができる種目です。
ダンベルがないのであれば、ペットボトルなどの重たい物を代用する事で、ハンマーカールを行う事ができます。
両手にダンベルを持ち、足は肩幅に開き、手のひらは体の内側を向くように持ちます(これが回内です)。
肘を固定したまま、ダンベルを持った手を上腕に近づくまで上げます。
重力に逆らうように、ゆっくりと元の位置までダンベルを下ろします。
「上腕二頭筋・短頭」を鍛える方法
上腕二頭筋の短頭を鍛えるには、長頭とは反対に、前腕を回外する動きを伴うトレーニングが有効です。
手を前にまっすぐ伸ばし、手のひらを下に向けた状態から、手のひらを上に向けるように前腕を回転させてみましょう。
その動きが「回外」です。
短頭を鍛えることのできるおすすめの種目は「プリーチャーカール」です。
プリーチャーカール
プリーチャーカールは上腕を固定することで、上腕二頭筋に集中的に負荷をかけることができます。
そのため、上腕二頭筋の成長や筋力向上に非常に効果的です。
プリーチャーベンチに座り、上腕をベンチの上部に固定します。
ダンベルやバーベルを握り、肘を伸ばした状態からスタートし、肘を中心に手を上げて、上腕二頭筋をしっかりと収縮させます。
ゆっくりと元の位置に戻して、この動作を繰り返します。
ダンベルでプリーチャーカールを行う場合は、片手ずつ行いましょう。
「上腕筋」を鍛える方法
上腕筋は肩関節の影響を受けず、肘関節だけをまたぐ単関節筋です。
上腕筋が発達すると、正面から体を見た時の腕の横幅を広げる事ができます。
また、上腕二頭筋の下にある筋肉ですので、発達する事により上腕二頭筋が上に押し出され、全体的な腕のボリュームアップが可能です。
上腕筋を鍛えるには、「インクライン・ハンマーカール」がおすすめです。
インクライン・ハンマーカール
インクラインで行う事により、肘の可動域が広くなり、より上腕二頭筋と上腕筋に負荷をかけやすくなります。
インクラインベンチの角度を45度くらいにセットし背もたれにもたれかかります。
手のひらが体の内側を向くようにダンベルを持ち、肘を固定したまま限界までダンベルを上に上げます。
ゆっくりと元の位置までダンベルを下ろします。
上腕筋にダイレクトに負荷を掛けたいのであればダンベルを上げた後に、1秒くらい停止させましょう。
「上腕三頭筋・長頭」を鍛える方法
長頭は上腕三頭筋の中で唯一肩関節に跨っているため、複合的な動作で活動することが多く、上腕の全体的な外観に大きく影響します。
そのため、より発達した腕を目指す場合には、長頭のトレーニングが特に重要です。
長頭を鍛えたいのであれば「オーバーヘッド・トライセプスエクステンション」がおすすめです。
オーバーヘッド・トライセプスエクステンション
この種目は上腕三頭筋の全頭をバランスよく鍛えることができますが、特に長頭に効果的です。
角度を70度~80度にしたトレーニングベンチに座り、ダンベルやEZバーを頭上に持ち上げます。
肩を固定し、肘のみを曲げて重量を頭の後ろへ下ろします。このとき、肘が外側に開かないように注意します。
上腕三頭筋を使ってウェイトを元の位置まで持ち上げます。
「オーバーヘッドトライセプスエクステンション」と「フレンチプレス」は、ほとんど同じと思って大丈夫です。
「上腕三頭筋・短頭(外側頭・内側頭)」を鍛える方法
短頭は他の頭部より目立ちにくいですが、全体の上腕三頭筋の厚みと形を整える上で重要な役割を果たしています。
そんな上腕三頭筋の短頭を鍛えることのできる種目は「ケーブルプレスダウン」です。
ケーブルプレスダウン
ケーブルプレスダウンは、三頭筋の全体的な強化に効果的で、肘の伸展力を高める事ができます。
ロープアタッチメントを取り付けたケーブルマシンの前に立ちます。
バーを掴む高さは、腕を伸ばした状態でちょうど良い張りを感じる程度に設定し、足は肩幅に開き、軽く膝を曲げて安定した姿勢をとります。
肘を身体の側に固定したまま、バーを持ってゆっくりと下方向に押し下げます。
コントロールを保ちながらゆっくりとバーを元の位置まで戻します。
この時、肘が完全には伸びないように注意します。
背中を丸めたり、身体をバーに引き寄せたりせず、上半身は動かさずに腕のみで動作を行うことが重要です。
これにより、三頭筋に対する負荷を最大にし、他の筋肉の介入を最小限に抑えることができます。
「前腕」を鍛える方法
前腕を手っ取り早く大きくしたいのであれば、「腕橈骨筋」を積極的に鍛えるようにしましょう。
腕橈骨筋を鍛えるには「リバースカール」がおすすめです。
リバースカール
リバースカールは前腕の筋肉、特に腕橈骨筋をターゲットにしますが、同時に伸筋群も鍛えることができ、握力とグリップ力を強化することが可能です。
足を肩幅に開き、膝は軽く曲げて立ちます。
バーベルまたはダンベルをオーバーハンドグリップ(手の甲が上を向くように)で握り、グリップ幅は肩幅かそれより少し狭い程度にします。
肩から肘までの腕を動かさずに、手首が顔の高さあたりまでくるまで前腕を使って重りを上げます。
呼吸を吐きながら、コントロールを保ちながらゆっくりと重りを初期位置に戻します。
動作を急がず、重りを下ろす際にも筋肉にテンションを保つようにします。
前腕を鍛える方法についてもっと知りたい人は以下の記事もおすすめです。
トレーニングのセット数と回数
トレーニングを行う際のセット数や回数に関しては目的によって変わります。
以下の3つから、トレーニングをする上での目的を決めるようにしましょう。
- 筋肉を大きくしたい「筋肥大」
- 強いパワーを手に入れたい「筋力」
- 筋肉のスタミナをつけたい「筋持久力」
この3つの中から目的が決まったのであれば、その目的に合った回数やセットをこなしましょう。
それぞれの目的に合った回数やセット数については以下の通りです。
「筋肥大」を目的としている場合
筋肉を大きくしたい人は、以下の回数とセット数をこなしましょう。
- セット数
- 3〜5セット
- 回数
- 6〜12回
- インターバル
- セット間の休息は2〜3分
- 強度
- 使用する重量は、目標とする回数の最後の1〜2回が限界に近くなる程度(1回をギリギリあげれる重さの約70-85%の重さを使う)
「筋力」を目的としている場合
重いものを持ち上げたりするパワーが欲しいのであれば、重たい重量で少ない回数のトレーニングを行う必要があります。
- セット数
- 3〜6セット
- 回数
- 3〜5回
- インターバル
- セット間の休息は4〜5分
- 強度
- 重量は非常に重く、最大筋力の80-100%の1RM(1回の最大重量)
「筋持久力」を目的としている場合
重いものを長い時間持ち続けたりする、筋肉のスタミナが欲しい場合には、軽めの重量で高回数のトレーニングを行うようにしましょう。
- セット数
- 2〜4セット
- 回数
- 15〜30回以上
- インターバル
- セット間の休息は30秒〜1分
- 強度
- 軽い重量で、続けて多くの繰り返しが可能なレベル(約40-60%の1RM)
トレーニングのセット数と回数については以下の記事で詳しく解説しています。
トレーニングプログラムの組み方
腕の筋肉やトレーニングのやり方を理解しても、何をどのタイミングで行えばいいのかが分からない人もいると思います。
もちろん、どの日に何の種目を何種類取り入れるのかは個人の自由ですが、覚えておいて欲しいことがあります。
それは、腕の筋肉の回復には大体48時間かかると言うことです。
筋肉痛がきているのに回復を待たずにトレーニングを行うと、トレーニングの質の低下や怪我の原因となります。
ですので原則として、腕のトレーニングを行なったのであれば、次の腕トレまで48時間開けるようにしましょう。
筋肉痛がなくてもですか?
はい。
これらを踏まえた上で、トレーニングプログラムの組み方についてご紹介していきます。
1日に腕の筋肉を全て鍛える場合
1日で「上腕三頭筋」「上腕二頭筋」「前腕」の腕の筋肉を全て鍛える場合のトレーニングの組み方についてご紹介します。
本気で筋肥大したい人のために、ハイボリュームのトレーニングプログラムを組んでいます。
初心者の人は、セット数を3セットに減らしましょう。
- ハンマーカール
- 1セット目:12回(12kg)
- 2セット目:12回(12kg)
- 3セット目:8回(14kg)
- 4セット目:8回(14kg)
- 5セット目:6回(16kg)
- 全セットインターバル2分
- インクライン・ハンマーカール
- 1セット目:12回(10kg)
- 2セット目:12回(10kg)
- 3セット目:8回(12kg)
- 4セット目:8回(12kg)
- 5セット目:6回(14kg)
- 全セットインターバル2分
- プリーチャーカール
- 1セット目:12回(8kg)
- 2セット目:12回(8kg)
- 3セット目:8回(10kg)
- 4セット目:8回(10kg)
- 5セット目:6回(12kg)
- 全セットインターバル2分
- オーバーヘッド・トライセプスエクステンション
- 1セット目:12回(20kg)
- 2セット目:12回(20kg)
- 3セット目:8回(25kg)
- 4セット目:8回(25kg)
- 5セット目:6回(30kg)
- 全セットインターバル2分
- ケーブルプレスダウン
- 1セット目:12回(4.5kg)
- 2セット目:12回(4.5kg)
- 3セット目:8回(9kg)
- 4セット目:8回(9kg)
- 5セット目:6回(14kg)
- 全セットインターバル2分
- リバースカール
- 1セット目:20回(15kg)
- 2セット目:20回(15kg)
- 3セット目:15回(18kg)
- 4セット目:15回(18kg)
- 5セット目:10回(20kg)
- 全セットインターバル2分
部位ごとにトレーニングを分ける場合
1日に腕の筋肉を全て鍛えるのではなくて、月曜日は上腕二頭筋、水曜日は前腕、金曜日は上腕三頭筋というように、部位ごとにトレーニングを分ける場合のプログラムについてご紹介します。
上腕二頭筋の日のトレーニングの例については以下の通りです。
上腕二頭筋の日
- アームカール
- 1セット目:12回(12kg)
- 2セット目:12回(12kg)
- 3セット目:8回(14kg)
- 4セット目:8回(14kg)
- 5セット目:6回(16kg)
- 全セットインターバル2分
- ハンマーカール
- 1セット目:12回(12kg)
- 2セット目:12回(12kg)
- 3セット目:8回(14kg)
- 4セット目:8回(14kg)
- 5セット目:6回(16kg)
- 全セットインターバル2分
- プリーチャーカール
- 1セット目:12回(8kg)
- 2セット目:12回(8kg)
- 3セット目:8回(10kg)
- 4セット目:8回(10kg)
- 5セット目:6回(12kg)
- 全セットインターバル2分
- インクライン・アームカール
- 1セット目:12回(12kg)
- 2セット目:12回(12kg)
- 3セット目:8回(14kg)
- 4セット目:8回(14kg)
- 5セット目:6回(16kg)
- 全セットインターバル2分
- インクライン・ハンマーカール
- 1セット目:12回(10kg)
- 2セット目:12回(10kg)
- 3セット目:8回(12kg)
- 4セット目:8回(12kg)
- 5セット目:6回(14kg)
- 全セットインターバル2分
上腕三頭筋の日のトレーニングの例は以下の通りです。
上腕三頭筋の日
- オーバーヘッド・トライセプスエクステンション
- 1セット目:12回(20kg)
- 2セット目:12回(20kg)
- 3セット目:8回(25kg)
- 4セット目:8回(25kg)
- 5セット目:6回(30kg)
- 全セットインターバル2分
- ダンベルキックバック
- 1セット目:12回(7kg)
- 2セット目:12回(7kg)
- 3セット目:8回(10kg)
- 4セット目:8回(10kg)
- 5セット目:6回(12kg)
- 全セットインターバル2分
- JMプレス
- 1セット目:12回(15kg)
- 2セット目:12回(15kg)
- 3セット目:8回(20kg)
- 4セット目:8回(20kg)
- 5セット目:6回(25kg)
- 全セットインターバル2分
- ケーブルプレスダウン
- 1セット目:12回(4.5kg)
- 2セット目:12回(4.5kg)
- 3セット目:8回(9kg)
- 4セット目:8回(9kg)
- 5セット目:6回(14kg)
- 全セットインターバル2分
- リバースプッシュアップ
- 1セット目:12回
- 2セット目:12回
- 3セット目:10回
- 4セット目:10回
- 5セット目:8回
- 全セットインターバル2分
前腕の日のトレーニングは以下の通りです。
前腕の日
- リストカール
- 1セット目:20回(7kg)
- 2セット目:20回(7kg)
- 3セット目:15回(10kg)
- 4セット目:15回(10kg)
- 5セット目:10回(12kg)
- 全セットインターバル2分
- リバースリストカール
- 1セット目:20回(7kg)
- 2セット目:20回(7kg)
- 3セット目:15回(10kg)
- 4セット目:15回(10kg)
- 5セット目:10回(12kg)
- 全セットインターバル2分
- リバースカール
- 1セット目:20回(20kg)
- 2セット目:20回(20kg)
- 3セット目:15回(25kg)
- 4セット目:15回(25kg)
- 5セット目:10回(30kg)
- 全セットインターバル2分
腕のトレーニング頻度
腕を鍛えたいからといって、腕のトレーニングを毎日行うのは良くありません。
腕トレの正しい頻度や腕を鍛えるメリットについて知りたい人は以下の記事がおすすめです。
簡単に内容をまとめると以下の通りです。
- 腕の筋トレを毎日行いたいのであれば、日によって腕の部位を変えて行う。
- 理想は、週に1回の腕のトレーニングでしっかり追い込む。
- 筋肉組織が修復、再生、強化、成長できるように、しっかり休む日を設ける。
腕のトレーニングの効果が出始めるまでの期間
筋肉の成長速度にはもちろん個人差があります。
初心者は「初心者の特権」として知られる現象により、トレーニングを開始してから数週間で顕著な成果が見られることがあります。
これは筋肉が新しい刺激に迅速に反応するためです。
経験者の場合、既にある程度の筋肉がついているため、新たな成長を見るのにはもう少し時間がかかることがあります。
筋肉の成長スピードに遺伝は関係ありませんか?
残念ながら、遺伝も関係します。
一般的に、トレーニングを開始してから筋肉の成長や強さの向上を感じ始めるまでには、少なくとも4週間から8週間はかかると言われています。
しかし、実際に外見が変化し始めるのは、一貫してトレーニングを続けた場合、3ヶ月から6ヶ月後くらいになることが多いです。
筋肉の増大を実感するには、少なくとも数ヶ月の継続的な努力が必要です。
トレーニングの効果がで始めるまでの期間については以下の記事がおすすめです。
すぐに目に見える効果が出ないからといって落胆せず、長期的な視点でトレーニングを継続することが重要です。