【背中トレ】ダンベルで背中を鍛える種目7選|逆三角形の身体を手に入れる方法
映画では、いわゆる「ビーチマッスル」(胸、上腕二頭筋、腹筋)が美化されがちですが、たくましく均整のとれた背中は、男の体格の頂点に立つものです。
さらに背中のトレーニング、特にダンベルを使った背中のトレーニングは、悪い姿勢を正し(背筋が伸び、猫背になりにくくなる)、背中の痛みを軽減したり予防したりする効果があります。
そして何よりも、広くて厚い背中は、Tシャツやボタンアップを素敵に着こなすための唯一にして最大の要因です。
ダンベルを使った背中のトレーニングは、より多くの安定化を必要とするため、より多くの筋繊維が活性化され、筋肉の活動が高まります。
さらに、ダンベルは関節にも負担がかからず、バーベルで固定されるのとは対照的に、ウェイトの位置を微調整できるという利点があります。
ですので今回は、背中全体を引き締め、腕や体幹の筋肉も鍛えられる、ダンベルを使った最高の背中トレーニングを8つ紹介します。
これらのトレーニングに必要なのは、ダンベルだけで、ベンチも必要ありません。
ダンベルで背中を鍛える種目について
ダンベルを使った背中のトレーニング
本題に入る前に、背中のトレーニングを今以上にやりたくなるように、背中を鍛えるメリットをご紹介します。
背中を鍛えるメリット
- 姿勢の改善
- 背中の痛みの軽減
- 肩の安定性の向上
- 腰椎全体の可動域の改善
- 逆三角形の肉体のゲット
これらのメリットがダンベルひとつあれば手に入るのです。
では、ダンベルでできる背中のトレーニングについてご紹介していきます。
ダンベル・リバースフライ
ダンベル・リバースフライで鍛えれられる部位は、以下の通りです。
ダンベル・リバースフライで鍛えられる部位
- 三角筋後部
- 回旋筋腱板後部
- 背筋上部
ダンベル・リバースフライのやり方は、以下の通りです。
足を肩幅に開き、胴体が床とほぼ平行になるまで腰を開きます。
ダンベルは肩からまっすぐ垂らし、肘はやや曲げ(完全にまっすぐにはしない)、手のひらを向かい合わせにします。
体幹を引き締め、背中を平らにしたまま、肩甲骨を下へ引き、後ろへ引きます(押し下げ、引っ込める)。
ポーズをとり、ゆっくりとスタートポジションに戻ります。
アップライト・ロウ
アップライト・ロウで鍛えられる部位は、以下の通りです。
アップライト・ロウで鍛えられる部位
- 僧帽筋上部
- 三角筋
足を肩幅に開いて立ち、ダンベルを体の前にぶら下げて肘を少し曲げ(完全にまっすぐにはしない)、手のひらを自分の方に向けます。
肩甲骨を下げて後ろに引き、肘を曲げて、ダンベルが胸の下を横切り、肘が肩の高さにくるまで、ダンベルを顎の方に引き上げます。
ダンベルを元の位置まで下ろし、1回カウントします。
シュラッグ
シュラッグで鍛えられる部位は、以下の通りです。
シュラッグで鍛えられる部位
- 僧帽筋上部・中部
- 肩甲挙筋
足を肩幅に開き、ダンベルを両脇に垂らし、手のひらを向かい合わせ、肘を少し曲げます(完全にまっすぐにはしない)。
肩甲骨を下げて後ろに引き、この姿勢を保ったまま、肩を耳に向かってすくめます。
ポーズをとり、ダンベルをスタートポジションに戻すします。
ダンベル・ベントオーバーローイング
ダンベル・ベントオーバーローイングで鍛えられる部位は、以下の通りです。
ダンベル・ベントオーバーローイングで鍛えられる部位
- 広背筋
- 三角筋後部
- 菱形筋
- 僧帽筋
ダンベルを持ち、脚を肩幅に開き、胴体が床とほぼ平行になるまで腰を開きます。
ダンベルは肩からまっすぐ垂らし、肘は少し曲げ(完全にまっすぐにはしない)、手のひらを向かい合わせにします。
腹筋を収縮させ、背中を平らにしたまま、肩甲骨を下に引き寄せ、後ろに引き寄せ、ポーズをとり、ゆっくりとスタートポジションに戻ります。
ワンハンド・ダンベル・ローイング
ワンハンド・ダンベルローイングで鍛えられる部位は、以下の通りです。
ワンハンド・ダンベル・ローイングで鍛えられる部位
- 広背筋
- 三角筋
- 菱形筋
- 僧帽筋
- 上腕二頭筋
脚を肩幅に開き、腰ぐらいの高さの物を片手で掴みます(椅子や棚など)。
腰をそらせて前屈みになり、猫背にならないように顔は正面を向けます。
その姿勢で、ダンベルを足首の位置から腰まで持ち上げます。
ルーマニアン・デッドリフト
ルーマニアン・デッドリフトで鍛えられる部位は、以下の通りです。
ルーマニアン・デッドリフトで鍛えられる部位
- 脊柱起立筋
- 腸腰筋
- 最長筋
- 脊柱起立筋
- 大臀筋
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
足を肩幅に開き、太ももの前でダンベルを持ち、手のひらを正面に向けます。
体幹を引き締め、背中を平らにしたまま、お尻を後ろに押すように腰を落とします。
ダンベルをコントロールしながら、ダンベルが膝を通過するか、ハムストリングスに伸びを感じるまで体幹を下げます。
腰を前に突き出し、背筋を伸ばしてスタートポジションに戻ります。
ダンベル・プルオーバー
ダンベル・プルオーバーで鍛えられる部位は、以下の通りです。
ダンベル・プルオーバーで鍛えられる部位
- 広背筋
- 上腕三頭筋
- 菱形筋
- 三角筋後部
- 大胸筋
膝を曲げて仰向けになり、足を肩幅に開いて床につけます。
好みのダンベルをつかみ、手のひらを向かい合わせにして胸の上で押し、背中を平らに保ったまま、右腕と左腕が胴体と一直線になるまで、頭の後ろの床に向かってダンベルを下ろします。
大腰筋に力を入れ、肘をわずかに曲げたまま、ダンベルを胸の上まで上げます。
ポーズをとり、スタートポジションに戻ります。
本記事の内容をまとめますと以下の通りです
ダンベルを使った背中のトレーニング
- ダンベル・リバースフライ
- アップライト・ロウ
- シュラッグ
- ダンベル・ベントオーバーローイング
- ワンハンド・ダンベル・ローイング
- ルーマニアン・デッドリフト
- ダンベル・プルオーバー