【トレーニング】運動をする時間がない時にやるべきトレーニング5選
忙しくなればなるほど、運動のような重要な習慣が優先されなくなり、道から外れてしまう可能性が高くなります。
忙しくて疲れている時に、「今日は忙しくて疲れたから、運動はもういいや」と思ってしまうのは当然のことです。
しかし、運動をしていないことに対して罪悪感を抱くのはよくありません。
ですので今回は、時間や器具がないときに、簡単に取り組むことのできるトレーニングを5つご紹介します。
時間がない時にやるべき運動について
腕立て伏せ
腕立て伏せは、おそらく最も普遍的に称賛されるエクササイズです。
シンプルな動きひとつで、胸、肩、上腕三頭筋、腹筋、そして前鋸筋と呼ばれる脇の下にある翼状の筋肉など、多くの筋肉を一度に鍛えることができます。
腕立て伏せができないのですが、どうすれば良いですか?
膝をつけて腕立て伏せを行うようにしましょう。
手の位置や高さを変えて進歩させることもできます。
身体的な制限を考慮したフォームにしたり、運動経験に応じて難易度を上げたりしましょう。
正しい腕立て伏せのやり方については、こちらの動画が参考になります。
懸垂
懸垂ってぶら下がれる場所がなくてもできるのですか?
足を床から離すためのバーや器具が必要だと思っているなら、それは間違いです。
ぶら下がれる場所がない場合は、寝たままの「懸垂」をすればいいのです。
床にうつ伏せになり、タオルを両手でしっかりと持ち、まっすぐ前に伸ばすしましょう。
次に、タオルを両側からできるだけ強く引き、肩甲骨を寄せて、タオルを頭の方に引き下げます。
緊張を保ったまま肘を90度の角度まで下げ、スタートポジションに戻しましょう。
デッドリフト
デッドリフトってバーとプレートが必要なのではないのですか?
プレート付きのバーが必要のないデッドリフトです。
必要なのは両手に同じ重さのもの、例えば水を入れたボトルや重い本などです。
ダンベルがあるのであれば、ぜひ活用しましょう。
ウェイトを床に下ろすとき、できるだけ脚に近づけ、すねに絵を描いているようなイメージで行いましょう。
ハムストリングス(太ももの裏側)のストレッチが感じられるまで、腰をできるだけ後ろに押し出し、腰を前に押し出し、立った姿勢に戻りましょう。
デッドリフトの正しいやり方については、こちら。
スクワット
スクワットの魅力は、やり方をカスタマイズできることです。
脚幅が広ければ広いほど、支える土台が安定し、狭くすれば、支える土台が減るので難しくなり、鍛えることのできる部位も変わります。
スクワットの難易度を左右するその他の要因としては、重量の追加、足の位置の変更、さらにはスプリット・スクワットなどがあります。
腰に負担がかからないよう、体幹をしっかりと鍛え、胸を張って行うようにしましょう。
正しいスクワットのフォームについては、こちらが参考になります。
デッドバグ
デッドバグという言葉は聞いたことがない人も多いと思います。
体幹の深部を鍛えるだけでなく、腰に問題のある人にも安全なトレーニングです。
はじめに、仰向けに寝て両手を天井にまっすぐ伸ばし、両足の膝を90度に曲げて持ち上げます。
そこから、左足と右腕を下げます。
腹筋に張りを持たせ、おへそを背骨に少し引き寄せるようにしましょう。
デッドバグのやり方については、こちらの動画が参考になります。
セットの組み方の例
どの種目を何回ずつやればいいのかなどがわからない人のために、セットの組み方の例をご紹介します。
もちろん、以下の例通り行わずに自分で考えて行っても構いません。
強度:大
- デッドバグ10回(片側)
- デッドリフト12回
- 懸垂12回
- 腕立て伏せを限界まで続ける
- スクワット12回
90~120秒休んで、3セット行いましょう。
強度:中
- デッドバッグ10回(片側)
- 懸垂12回
45~60秒休んで、3セット行いましょう。
強度:中
- デッドリフト×10~12回
- 腕立て伏せを限界まで
45~60秒休んで、3セット行いましょう。
強度:小
- ジャンプ・スクワット30~45秒
30秒休み、3セット行いましょう。
本記事の内容をまとめると、以下の通りです。
時間がない時にやるべき運動について
- 腕立て伏せ
- 懸垂
- デッドリフト
- スクワット
- デッドバグ