【筋トレ】トレーニングとお酒を両立する方法5選
激しいトレーニングの前、後、あるいは最中にアルコールを飲むべきではない事は、多くの人が理解している事でしょう。
とある研究によれば、アルコールとトレーニングを混ぜることは運動の健康効果を相殺することが示されています。
友人たちと食事を楽しんでいる最中に、お酒が出され、飲みたい気持ちもあるけれど、後でトレーニングをする予定もある場合は、どうするべきなのでしょうか?
今回は、お酒とトレーニングを最も戦略的に楽しむための方法についてご紹介します。
筋トレとお酒を両立する方法
お酒を飲むタイミング
お酒を飲む場合「運動後」と「運動前」だと、どちらがマシですか?
運動後のアルコール摂取の方がマシです。
しかし、どちらの場合も、できるだけ間隔をあけて行うことが重要です。
運動直前や運動中にアルコールを摂取する事により、以下の症状が現れやすくなります。
- 脱水状態
- 心拍数の向上
- 通常よりも早く疲れを感じる
- 反射が遅れる
- 全体的に不快感を感じる
飲酒の前後は、どれくらいの時間あげれば良いですか?
できるだけ、飲酒と運動の間に少なくとも4時間の時間を取るようにしましょう。
しかし、体を完全にクリアするには25時間かかるので、お酒を飲む前、飲んだ後は、丸1日トレーニングをしないのが好ましいでしょう。
お酒を飲む量
お酒の耐性は人によって異なります。
体の大きさ、飲酒の頻度、さらには栄養状態が、アルコールが運動に与える影響の強さを決定します。
しかし、お酒が強くても弱くても、運動の前後のアルコール摂取は、1〜2杯に制限するようにしましょう。
さらに重要なのは、飲酒中の感じ方に注意を払うことです。
酔っている状態でさらに飲酒を続けると、その日の後や翌朝の運動中に苦痛を感じたり、怪我のリスクが高まります。
お酒1杯につき水1杯を飲む
アルコールは利尿作用があり、頻繁に尿を排出させるため、脱水症状が起きる可能性があります。
これにより、必要な電解質が体から排出される可能性があります。
必要な電解質が体から排出されると、どうなるのですか?
血液中に循環する液体が少なくなり、働く筋肉細胞に酸素を供給するために心拍数が上昇します。
脱水を防ぐためには、アルコールを1杯飲むごとに水を1杯、または電解質ドリンクを1杯を飲むようにしましょう。
これは、運動の前、中、後のアルコール摂取にも当てはまります。
砂糖の多いカクテルを避ける
砂糖の多いカクテル(レモネードやフローズンマルガリータなど)は短期間エネルギーを提供するかもしれませんが、血糖値を急上昇させます。
上昇した後は急降下し、純粋なアルコールを飲んだ場合よりも疲れを感じやすくなります。
お酒を飲む場合、一番悪影響が少ないお酒はなんですか?
飲むのであれば、ノンアルコールビールが最も理想的です。
お酒と一緒に食事もする
運動前にアルコールを摂取し、十分な食事をとらなかった場合、すぐに疲れる可能性があります。
また、運動後の筋肉組織の回復が十分にできない可能性があります。
アルコールを摂取した後、十分なエネルギーが運動中に持続させるために、炭水化物とタンパク質を含むバランスのとれた食事を摂取するようしましょう。
運動後の食事も同様に重要です。
運動を終えた後、お酒を飲む前に、体が最も必要とするものを摂取するようにしましょう。
最も必要とするものとはなんですか?
特に、食事と水です。
運動後にお酒を飲む前に、まずは身体の回復を優先し、その後にお酒を楽しみましょう。