【背中トレ】懸垂ができない人でもすぐにできるようになる方法
背中のトレーニンングの代表と言っても過言ではない懸垂。
しかし懸垂は難しく、できない人も非常に多く存在します。
ジムなどに置いているマシンとは違い、懸垂は自分の体重と筋力の比率が重要です。
体重が重たい方が、懸垂は難しくなるというわけですか?
その通りです。
反対に、体重が軽い人は、重い人よりも懸垂が簡単にできます。
懸垂は、体脂肪率、筋持久力、精神的な根性と粘り強さも重要になってきます。
ですので今回は、懸垂ができるようになる方法や、正しいフォームについてご紹介していきます。
正しい懸垂ができるようになる方法について
懸垂の効果
私たち現代人は、垂直面で体重を真に操作する必要性と能力を失っています。
懸垂を定期的に行うことは、その能力を取り戻す最も効果的な方法です。
懸垂は、ロープを登ったり、フェンスや木によじ登ったり、もちろん物を簡単に手前に引っ張ったりできるように、私たちを強くしてくれます。
また、背中を鍛えることで、姿勢の改善や肩こりや腰痛の予防ができます。
極端な例で言えば、体を引き上げて何かを乗り越えることができれば、命を救うこともできます。
また、懸垂を続けることにより背中の筋肉が発達し、正面から見たときに逆三角形の肉体を手に入れることができます。
懸垂を上達させるには?
懸垂を練習しても、なかなかできなくて嫌になるかもしれません。
そんな懸垂を完璧にする鍵は反復です。
当然ですが、何度も繰り返し練習をしていれば、いつかは懸垂ができるようになります。
ですので、懸垂バーがあるならば、便利で見やすい場所に設置し、基本的に1日に懸垂を数回(5回以内)行い、その日を終えるようにしましょう。
ない場合は、公園やジムなどで行いましょう。
こうすることで、懸垂を無理にやろうとするよりも、早く懸垂ができるようになります。
そのうち、懸垂をするのを忘れてしまいそう・・・
そのような場合は、懸垂をするタイミングを決めましょう。
懸垂をするタイミングの例については以下の通りです。
- 朝起きたら、まず懸垂をする
- 仕事に行く前に懸垂を5回する
- お風呂に入る前に懸垂をする
- 夜ご飯を食べる前に懸垂をする など
懸垂の正しいフォーム
たまに、ジムや公園でかなりファンキーな懸垂を見かけることがあります。
ファンキーな懸垂になってしまわないように、正しい懸垂のフォームについてご紹介します。
体を上に引く際、バーに胸を当てるイメージで行う。
体がブランコのように上下左右に揺れないようにする
反動を使わずに、背中が反ったまま(胸が上がったまま)体を上昇させる。
そのほかにもポイントはありますが、簡単にまとめるとこうなります。
初心者の人は、いきなりフォームを意識して正しい懸垂を行うのは難しいと思います。
ですので最初は、体を上げるときはバーに胸を当てに行くイメージでジャンプをし、下ろすときはゆっくり下ろすという練習を行うといいでしょう。
目線はどこにむけておけばいいですか?
斜め上(45°くらい)を見ておくといいでしょう。
懸垂が1回もできない人が上達する方法
懸垂が1回もできないと、本当に上達できるのか不安に思うかもしれませんし、イライラするかもしれません。
しかし、不安に思う必要もないですし、イライラする必要もありません。
最初は、筋肉が収縮した状態から伸ばす動きを完璧にすることに集中するようにしましょう。
動作に慣れるまでは、つま先を地面につけたままできる程度にバーを低くして始めるのも一つの手です。
その後、足を地面から離すと、懸垂動作の下降部分を練習することができます。
懸垂ができるようになるには、神経筋(脳が正しい筋肉とコミュニケーションできるようになること)が重要なのです。
この記事の内容をまとめると、こうなります。
懸垂の効果
- 日常生活の動作を楽にする
- 姿勢の改善、肩こりや腰痛の予防効果
- 逆三角形の肉体が手に入る
懸垂を上達させる方法
- 少ない回数でもいいので、毎日のように懸垂に取り組む
- 正しいフォームを学ぶ
懸垂が1回もできない人が上達する方法
- 懸垂動作の下降部分を練習する
- 無理はしてはいけない